物事は計算どおりに運ばない。
弱いアメリカはますます弱くなり、強い日本はますます強くなった。
変動相揚制の導入は国際通貨体制を強固にするどころか・かえって混乱に陥れたようでもある。
世界経済はこの混乱を回避するために新たな方策を模索している。
世界でアメリカに次ぐ最大の経済規模を誇る日本は、
世界経済安定化の責任の一端を担うべきだという声が怒濤のごとくに湧き上ってきている。
それに答えるべき解答を日本は世界に示さなければならないであろう。
その1つの方策が、日本が主軸となって円による通貨圏の形成ということであるかもしれない。
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